天空神殿ルウフ


リイプ山の頂きに聳えるグレ族の都市遺跡の通称

歴史
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古代、グレ族とルフル族は領地拡大を目論むルフル族からの侵略戦争の末、グレ族が不利な戦況に立たされた。
グレ族の男達は女、子供、そして族長一家を逃がし、一族安寧の地を探すように求めた。
逃げた者たちの存在に気付いたルフル族はしつこくその者達を追い回しグレ族の逃亡者は窮地に追い込まれたが、

リイプ山の深い霧のお陰でその山の頂に逃げ延びる事ができた。
グレ族はこの山の神に感謝し、此処を安寧の地とする事にした。
隠れ暮らしながらも長い年月をかけ、リープ山の神を崇め称える神殿を建てた。
すると不思議な事に神殿が完成に近づくにつれ、地上で猛威をふるっていたルフル族の勢力は衰えていき、

完成する頃にはすっかり戦を行う戦力はおろか、ルフル族の存続すらも危うい状況となっていた。
グレ族は滅びゆくルフル族に手を差し伸べ、和解の道を進む事とし、

山のふもとにグレ族、ルフル族で町をおこし現代もその末裔たちが平穏に暮らしている。